マイボイスコムは、「タブレット端末」に関するインターネット調査を2019年4月1日~5日に実施、10,437件の回答から得た調査結果を発表した。
タブレット端末利用率は3割弱、男性40代での比率が高く、タブレット端末利用意向・非利用意向はいずれも全体の4割弱という結果となった。
今回の調査から、タブレット端末利用率は28.8%であることが明らかとなった。男性3割強、女性2割強と男性のほうで比率が高く、男性40代では4割弱を占めた。端末メーカーは「Apple(iPad、iPad Air、iPadminiなど)」が13.0%、「Huawei(Media Pad、dtabなど)」、「ASUS(ZenPadなど)」、「Amazon(Fireタブレットなど)」がそれぞれ約2~3%となっている。
また、主に利用しているタブレット端末の画面サイズでは、45.2%の利用者が「7~8インチ」の画面サイズであったのに対して、33.0%が「9~10インチ」だった。
タブレット端末利用シーン・場所では、「自宅でひとりでくつろぎながら」が最多の81.1%、次いで「自宅で、家族と過ごすとき」、「自宅のベッドや布団」、「時間つぶし」、「旅行先」、「自宅で、テレビやDVDなどを見ながら」がそれぞれ2割となっていることから、タブレット端末のさまざまなシーンでの利用がうかがえた。
女性10~50代では「自宅で、料理・お菓子作りなどをしながら」がそれぞれ2割強となり、なかでも10・20代では「自宅のベッドや布団」、「時間つぶし」がやや高い傾向にある。
タブレット端末で使用する機能・サービスでは、「ウェブサイトの利用(検索・閲覧・書き込みなど)」が54.5%、「動画再生、映像配信サービス(YouTube、Hulu、TVerなど)」、「メール」が各4割、「地図」、「オンラインショッピング」、「写真・画像の閲覧」が各3割弱で上位に入った。
また、女性30代以上では、「レシピサイト・アプリの利用」が、一方10・20代では「SNS(Facebook、Twitter、Instagramなど)の利用」、「動画再生、映像配信サービス(YouTube、Hulu、TVerなど)」の利用が高い傾向にある。対して、男性60・70代では「地図」が多かった。主利用タブレット別にみると、Amazon主利用者では「動画再生、映像配信サービス(YouTube、Hulu、TVerなど)」の比率が高い結果となった。
タブレット端末の利用意向(「利用したいと思う」、「まあ利用したいと思う」の合計)と、非利用意向(「利用したいと思わない」、「あまり利用したいと思わない」の合計)ではいずれも4割弱の結果となった。
利用意向の比率は10・20代で高く、男性で6割弱、女性で5割弱となっており、対して60・70代では非利用意向が高い。また、タブレット端末利用者では8割強、非利用者では2割となっている。
タブレット端末の利用意向者に端末選定時何を重視するかたずねたところ、「価格」(71.8%)のほか、「操作性」「画質」「バッテリーの持ち時間」と回答したのが各4割、「画面サイズが大きい」、「軽さ」、「メモリー、保存容量」が各3割だった。
女性10~30代では「デザイン・色」を重視する割合が高く、対して10・20代では画面サイズの大きさはさほど重視されない傾向にあることがわかった。
また、タブレット端末メーカー別では、富士通主利用者、NEC主利用者では「画面サイズが大きい」ことが重視されるのに対し、Microsoft主利用者では「操作性」、「軽さ」が重視される傾向にあった。