ビズリーチは2019年4月17日、人材活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズの新サービスとして、チームの成長につながる、人事評価クラウド「HRMOS評価」をリリースしたと発表した。
フィードバックを日常的な業務にするツール
「HRMOS評価」では、1on1を通じて行われるフィードバック内容の記録、能力開発のためのアクションの管理などが日常的に記録できるようになる。フィードバックを日常的な業務にすることで、従業員一人ひとりが変化する環境に対応しながら、成長する機会を増やすという。 また、従業員や組織の状況に応じて、目標を柔軟に変更し、その履歴を残すことができる。
なお、「HRMOS評価」は、MBO、360度評価、OKRなど、企業が運用している人事制度にも対応の可能になるとのことだ。
また、目標設定・評価業務においては、人事部と従業員との個別のオペレーション業務が多く発生するという。同社が実施した人事・採用担当者へのアンケートでは、約65%の回答者が評価業務をExcelなどの表計算ソフトによって運用しており、人事評価システムは、まだ十分に普及していないことが明らかになった。
「HRMOS評価」は、目標・評価データの履歴を一元管理できることによって、データに基づいた判断や業務改善が可能となる。また、リマインダー設定・集計作業など、繰り返しの業務を自動化することにより、評価におけるオペレーション業務を効率化し、生産性向上につなげるという。
第一弾として2016年6月に「HRMOS採用管理」を、第二弾として2019年1月に、従業員データベース「HRMOS Core」をリリースした。今回、人事評価クラウドである「HRMOS評価」をリリースしたことで、採用から評価まで、「HRMOS」シリーズでの連携が可能になる。
同社はHRMOS Coreを中心に、「HRMOS」シリーズを導入することで、採用した人材がどのように活躍し、高いパフォーマンスを発揮しているかを分析でき、より効果的な採用の実現を目指していくとしている。