tremoloは、芸術領域アーティストの情報を可視化し、企業とのプロジェクトマッチングを促進することを目的に、キュレーション型アーティストデータベース『ARTOMIC(アトミック)』のβ版を2019年4月7日(日)にリリースした。

なお、今回のリリースと同時に、企業とアーティストのコラボレーション機会の創出を促進するマッチングソリューションサービスも開始している。

サービストップ画面(左)、作品やアーティストのキュレーション画面(右)

アーティストデータベースであるARTOMICは、同社とパートナーシップを結んでいるアーティストの可視化データベースとして運営される。

機能内容は以下のとおりとなっている。

  1. 厳選した芸術家のプロフィール・作品情報・イベントや最新のニュース情報の横断的な検索
  2. 芸術家の思想やコンセプトを反映したPV・動画の発信
  3. 社会課題への取り組みといった、アーティストが持つ様々な側面に焦点を当てたテーマ別検索が可能なキュレーション機能
  4. アーティストと企業のマッチングを促進・効率化させる各種機能

※4については、2019年7月頃に実装予定

今後の展開として、アーティストと企業のマッチングを促進させるWEB・アプリサービスとして法人・個人会員登録機能を含めたアップデートがされる予定だ。

また、マッチングソリューションサービスの概要は以下のとおり。

  1. アーティストとコラボレーションしたブランディング施策、共同プロジェクトや商品開発
  2. 戦略設計・企画・プロジェクトマネジメント・開発まで、マッチング後のプロジェクト化をサポート
  3. 海外パートナーを含むメディアリレーションを用いたコラボレーションコンテンツ・プロジェクトの情報拡散サポート

※3に関しては、随時サービスを開始予定

アーティストマッチングの流れ(左)、ATOMICの開発対応領域とサポート体制(右)

tremoloへプロジェクトプロデュースまでを依頼し、国内/海外リレーションを活用したブランディング・サービス開発プロジェクトとアーティストをコラボレーションすることで、各アーティストの持つ独自の世界観・哲学・表現を活かした自社ブランドの差別化を図ることができるとのことだ。

同社は、国内ARTOMIC確立後は、ヨーロッパ版ARTOMICの開発に着手し、海外アーティストの可視化・コラボレーションを視野にいれているという。