Crewwは、2018年12月20日(木)~2019年1月9日(水)に「一般企業とスタートアップ企業の違いに関する調査」を実施、2019年1月31日にその結果を発表した。
「リモートワーク」導入率が高いスタートアップ企業
この調査は、一般企業/従業員規模300名以上の企業に勤めている20歳~59歳までの会社経営者・役員・団体役員、会社員・団体職員(派遣・契約社員含む)であり、オフィスで働くビジネスパーソンを対象に実施した。有効回答数は一般企業200名、スタートアップ企業150名である。
まず、「あなたがお勤めの企業で「働き方」に関して取り入れている制度(法律上の制度、会社独自の制度を含む)をお答えください。」と聞いた。
その結果、一般企業は「フレックスタイム」、「短時間勤務制度」、「在宅勤務」がTOP3となり、スタートアップ企業は「フレックスタイム」、「リモートワーク」、「在宅勤務」がTOP3となった。
また、一般企業とスタートアップ企業を比較すると、スタートアップ企業はリモートワークの導入率が高く、一般企業と比較し36ポイントの差があることがわかった。
スタートアップ企業は「朝方勤務」を取り入れるなどユニークな制度の導入が見受けられたとのことだ。
Crewwでは一般企業よりもスタートアップ企業のほうが働き方改革に取り組んでいるといえるとしている。
一般企業の業績で比較をすると、業績が伸びている一般企業では「とくになし」と回答した人は17.3%にとどまり、82.7%が働き方改革に取り組んでいることがわかった。
なかでも「フレックスタイム」が59.3%ともっとも多く、業績が変わっていない・縮小している企業の33.6%に対し、25.6ポイント差となった。
同社では、「短時間勤務制度」や「リモートワーク」なども業績が伸びている一般企業は伸びていない企業よりも多く取り入れているようだとしている。
また、スタートアップ企業の業績で比較をすると、業績が伸びている企業のうち「とくになし」と回答した方は16.7%にとどまり、83.3%が働き方改革に取り組んでいることがわかったという。
なかでも「フレックスタイム」や「リモートワーク」を取り入れている企業が多いことがわかった。
Crewwでは、これらの結果から従業員規模にかかわらず働き方改革に取り組むことで業績がアップしているようだとみている。
<参照元>
Creww:「国内最大級のスタートアップコミュニティcrewwがスタートアップ企業のリアルを大調査!「一般企業とスタートアップ企業の違いに関する調査」」
img:PR TIMES