KUROKOは、企業の採用面接時における求人応募者の経歴詐称といった虚偽情報を調査・検知して報告する「面接うそ発見研究所」の提供を2019年1月23日(水)より開始する。
前職での素行や性格、仕事に対する態度など、個人情報保護法の施行によって困難となったリファレンスチェック(※)を行うことで、応募者から提供される情報が本当に正しいか客観的な裏付けを行う。
リファレンスチェック:求人企業が、応募者の以前の同僚や上司、また取引先など実際に仕事で関わっていた第三者に問い合わせ、応募書類の内容や面接等だけでは把握しづらい応募者の人物像や仕事ぶりを確認する手法。
求人応募者の虚偽情報を調査、検知する「面接うそ発見研究所」
「面接うそ発見研究所」は、企業からの依頼にもとづき、応募者から提出される履歴書・職務経歴書や、面接等の選考過程で取得した情報の真偽確認を、応募者の同意を得たうえで行う。
確認においては、実際の仕事ぶりや仕事に対する意欲・マインドや社内外の人間関係、素行・性格はどうか、あるいは過去にハラスメントや重大なトラブルを起こしていないかなどを調査する。
調査内容は求人内容や企業側の要望に最適な項目を設計・提供する。
同サービスの特徴は以下のとおりである。
- リファレンス取得業務をすべて肩代わり
応募者の同意取得から調査項目の設計、調査の実施、調査報告書の作成まで、リファレンスチェックにかかる専門的かつ煩雑な業務をすべて引き受ける。 - 対面インタビューなどの調査項目をオーダーメイド設計
依頼される企業の要望や求人内容、応募者の特性に応じた調査内容を設計し、応募職種やポジションに最適な調査を実現する。 - 独自ネットワークでインタビュー先を公正に選定
独自の調査協力者ネットワークを保有しており、調査の一環であるインタビューの対象者を幅広く公正に選定できるため、客観性や信憑性が高い情報を入手できる。
同サービスによって期待される効果は以下のとおりだ。
- 採用後の定着率・継続率の向上
採用前に効果的なリファレンスチェックを実施することで、採用の失敗を防ぎ、入社後の定着率・継続率の改善に貢献する。 - 採用失敗の損失を回避
採用費用や入社後の人件費、さまざまな対応コストなど、採用の失敗で生じる損害や機会損失の回避・削減に寄与する。
個人情報保護法が施行され、従来行われていた在籍確認や前職調査を始めとするリファレンスチェックが困難となった現在、企業の採用面接における合否判定は、提供された履歴書や職務経歴書によるところが大きい。入社後に経歴詐称が発覚した場合、採用コストや人件費などの多大な損害が発生する。
同サービスは、企業にとってよりよい採用選考プロセスを実現し、採用のミスマッチやそれによって生じる損失を未然に防げるとしている。
img:PR TIMES