エアトリは、10代~70代の男女1,233名を対象に「2025年大阪万博」に関する調査を2018年11月27日~12月02日の間で10代~70代の男女1,233名を対象にインターネット実施、2018年12月19日にその結果を発表した。
それによると、半数近くの人が大阪での万博開催を歓迎していることが判明した。
45.6%の人が大阪での万博開催を歓迎
まず、「大阪万博の2025年開催についてお気持ちを教えてください。」と聞いたところ、「嬉しい」が45.6%と、半数近くの人が大阪での万博開催を歓迎していることがわかった。
地域別で見ると、「嬉しい」が近畿圏:60.5%、関東圏:34.8%と、開催地である大阪を含む近畿圏の人が、より大阪万博の開催を喜んでいることがわかった。
「経済発展の原動力になることを期待」といった、インバウンドによる経済活性化への期待や、「前回の大阪万博へ子供の頃に行った。もう一度行けるのは嬉しい」など、1970年の大阪万博に行ったことのある人から、“もう一度あの感動を味わえることへの喜びの声”が多く寄せられたという。
一方、「嬉しくない」には、「関東にはあまり関係ないから」、「費用対効果が不安。税金を投入して整備した施設やインフラの、万博後の活用が課題」といった声があった。
また、「2025年の大阪万博に行きたいと思いますか?」との問いには、「行きたい」63.8%と、6割以上の人が2025年に開催される大阪万博に行きたいと回答した。
地域別では、「行きたい」が近畿圏:80.1%、関東圏:50.8%と、近畿圏の8割以上、関東圏でも半数以上の人が大阪万博に行きたいと回答する結果となった。
60代の7割以上が1970年の万博に行ったことがある
そして、「過去、日本国内で開催された万博に行ったことはありますか?」と聞いたところ、「ある」66.3%と、6割以上の人が過去国内で開催された万博に行ったことがあると回答した。
年齢別では、60代の7割以上が万博に行ったことがあると回答した一方、10~20代で万博に行ったことがあるのは約3割にとどまる結果となった。
「行ったことのある万博(国際博覧会)を教えてください。(複数回答可)」との問いには、1位は「大阪万博」の41%、2位は「愛・地球博」の24%、3位は「つくば万博」の22%と、開催から約50年経てもなお、「大阪万博」の当時の盛況が伺える結果となったという。
地域別では、「大阪万博」が近畿:67%、東海:49%、関東:32%だった。「つくば万博」が近畿:13%、東海:8%、関東、35%、「愛・地球博」が近畿:30%、東海:68%、関東:21%という結果となった。
「海外の万博に行ったことはありますか?」との問いには、「ある」10.5%と、約1割の人が海外で開催された万博に行ったことがあると回答した。
<参照元>
「2025年大阪万博調査」
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