昨今、「起業」という選択肢が世の中で大きく注目され、平成28年度の創業融資実績が、前年比107%の28,392先と過去最高(※)を記録した。

※日本政策金融公庫(参照 2018-11-14)”創業融資実績が過去最高を記録“.

2018年12月13日、ビズオーシャンはスマートフォンでも利用が可能な起業希望者・起業準備者向けの事業計画書作成サービス「3kyaku(サンキャク)」のベータ版を公開した。

はじめて融資にのぞむ起業希望者・準備者でも簡単に事業計画書が作成可能

3kyakuは、はじめての融資にのぞむ起業希望者・起業準備者に向けた事業計画書作成サービスだ。ウェブプラウザから専用の画面へアクセスすることによって、スマートフォン・パソコンどちらでも利用が可能。

融資の知識が浅く、まわりに相談できる相手がいない場合においても、本格的な融資相談をスタートできるように支援をしてくれる。

サービスの主な概要は以下のとおりだ。

  • サービス名:『3kyaku』ベータ版
  • サービス開始日:2018年12月13日
  • サービス内容:事業計画書作成クラウドドキュメントサービス
  • 主な機能:事業計画書の作成・編集機能、専門家監修コラム、事業資金シミュレーター、基本計画テンプレート、数値計画テンプレートなど※


※事業計画書の柵瀬・編集やテンプレートの利用には会員登録(Googleアカウントを使用してログイン)が必要

3kyakuの主な特徴

  • 特徴1:事業計画書の基礎を学習
  • 3kyakuでは、基本的な書き方から、資金調達の方法、会社設立・登記の知識まで事業計画の作成に必要な基礎知識が学べるコラムを公開。このコラムは、日本政策金融公庫の元融資課長である上野光夫氏による監修を受けている。

    3kyakuが用意したこれらコラムを読むことで、融資の審査担当者が確認する項目や具体的なポイントを把握することが可能だ。なおコラムは、サービスにログインしなくても読むことができる。

  • 特徴2:3kyakuは時間と場所をえらばず利用できる
  • 3kyakuは、インターネットにつながる環境さえあれば、スマートフォン・パソコンどちらでも、時間や場所を選ばずに事業計画書を作成することが可能だ。「創業の動機」「経営者略歴」「事業内容」といった必要項目を網羅した事業計画書を、ステップに沿って作成できる。

    修正・加筆も簡単に行えることから、さまざまな利用シーンにあわせて柔軟に対応できる。

  • 特徴3:具体的な資金計画のシミュレーションが可能
  • 「資金調達計画」「資金繰り表」「収支計画」といった、事業計画書を作成するにあたり必要とする資金計画のテンプレートが、すぐに使える状態で用意されている。

    数値を入力することによって、3期分の資金計画がわかるように計算式が設定されており、簡単に売上計画や資金繰りの妥当性を確かめることも可能だ。

    また数値計画のテンプレートは、Googleスプレッドシートの形式で作成されるので、知人や融資の専門家と簡単に共有してアドバイスを受けたり、事業計画書の参考資料として融資担当者に提出したりできる。

今後は「クラウドドキュメントサービス」のサービス拡充を予定

ビズオーシャンでは、3kyaku以外にも、クラウド環境で利用が可能なオンラインドキュメント作成サービスを「クラウドドキュメントサービス」と定義し提供している。

「3kyaku」は2018年7月にリリースされた「yagish(ヤギッシュ)」に続くクラウドドキュメントサービスの第2弾である。

ビズオーシャンは、2018年12月中には、美容業界向けのテンプレートを追加するのに加え、今後もクラウドドキュメントサービスとしての価値を高めるため、業界別のテンプレートや、専門家へ直接相談できる機能の開発を予定しているとのことだ。

img:PR TIMES