戦後、日本人の平均寿命は大きく伸びた。特に、ここ十数年は右肩上がりで、厚生労働省によると、平成29年度の、男性の平均寿命は81.09年、女性の平均寿命は87.26年となっている(平成29年簡易生命表)。
このような高齢化が進むにつれて、人口減少に伴う年金受給額や、職場環境の変化による退職金の減少、低金利などを背景に、老後に健康的な生活を送ることへ不安を抱えている人が増えている。
そこで、注目されているのが投資を通じた資産づくりだが、2017年度民間調査会社実施調査の結果をもとにしたFOLIOの算出によると、日本には「投資に興味を持ちつつ始められない」といった潜在投資家層は約2,000万人いるとされ、未開拓の領域となっている。
その理由の多くは、資産づくりに興味は持ちつつも、「十分な知識がない」「損をすることが不安である」「難しそう・敷居が高い」ということが大半だという。
これを受け、LINE FinancialとFOLIOは、投資未経験者や初心者が、身近なテーマへの投資を通じた資産づくりを「LINE」上から行える「LINEスマート投資」を提供開始した。
投資未経験者・初心者でも使用できる4つの特徴とは
「LINEスマート投資」は、投資未経験者・初心者でも使用できるサービスを目指し、以下4点を特徴としている。
- 7,600万人が利用する「LINE」から簡単にサービスへ遷移できるアクセス性
「LINEスマート投資」は、「LINE」上の「LINEウォレット」タブからアクセスできる。
この「LINEウォレット」タブでは、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」や「LINE ほけん」などLINEが提供するその他金融関連サービスにも簡単にアクセスできる。 - 個別銘柄の専門的知識がなくてもプロが厳選したテーマで投資ができる
『好きな分野だからこそ詳しくなり、将来の成長性の予測が立てやすい』、『知識がなくても、これなら出来た』など、FOLIOの利用者から高い支持を集める、テーマ投資。
『世の中を変える先端テクノロジー』や『ワクワクを投資に活かす』といった11カテゴリーの中に、趣味や嗜好にあわせ、「VR」や「e-Sports」、「コスプレ」「ドローン」といった約70のテーマを用意している。 - 資産づくりを直感的に行える、洗練されたUI
投資未経験者・初心者の投資に対するハードルを低くし、資産づくりを楽しんでもらうため、本能的に操作できるわかりやすく迷わないUIが特徴。
「正確な情報を分かりやすく表示すること」、「不安を感じたり勘違いしたりしないように親切であること」など「秩序のあるデザイン」に主眼に置き、情報量が多くなってしまいがちな投資に関わる詳細情報をアプリに最適化しデザインした。 - 負担の少ない手数料と1株から取引できる「単元未満株取引」の導入
より多くの人が利用できるよう、テーマの売買で発生する手数料は、単元未満株取引としては業界最低水準で、銘柄ごとに売買代金の0.5%(税抜・最低手数料50円)の手数料を実現した。
また、日本における株式投資は、銘柄ごとに100株/口と売買の最低単位が決まっている「単元株取引」が主となっており、購入に多額の資金が必要であることに加え、リスク分散ができないため、未経験者が敬遠する一因となっている。
これに対し、「LINEスマート投資」では、1株から取引できる「単元未満株取引」を導入し、10社から構成されるテーマへの少額分散投資が可能となっている。
今後は、簡単な質問に回答するだけで、低コストで最適な資産運用が行える「おまかせ投資」サービスの提供、「LINE Pay」との連携によるスムーズな資金決済など、両社のテクノロジーを用いて、未経験者や初心者がより分かりやすく、資産づくりを始めやすい仕組みづくりを行っていく予定だ。
また、ユーザーの声や利用状況をみながら、さらに使いやすいサービスを目指す方針だ。
「LINEスマート投資」が投資のハードルを下げる
これまで、投資というとやはり専門的なイメージが強く、一般の人にはハードルが高かったかのように思う。
しかし、「LINEスマート投資」は確実にそのハードルを低くした。スマホ1台あれば、これまで専門知識が必要だった銘柄の選定や予測など簡単に行えるのだ。
これからの社会では、老後の生活は国や行政をあてにしているだけだと不安がのこる。自分の生活は自分で守るしかない時代になってきているのだ。老後を迎える前に、少しでもお金の余裕があれば、投資で老後の生活に備えるのもいいだろう。
img:PR TIMES