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日本人にとって「緑茶」は切っても切れない存在だ。奈良・平安時代に中国から伝わり、まずは僧侶たちの間で親しまれたという緑茶。以後、瞬く間に全国に広まった。
近年、海外でも「緑茶」は身近な飲料として日常に取り入れられ、さまざまな形で楽しまれ、日本の緑茶輸出量は順調に推移しているという。
また、ペットボトルの緑茶も身近なものになっており、その筆頭といえるのが伊藤園の「お〜いお茶」ではないだろうか。
今回、伊藤園が「北米ビジネスマンの飲料実態調査」実施した。ここでは、その調査結果をもとに、北米での緑茶の動向をみていきたい。
北米でも1週間に1回以上緑茶を飲む人が多数存在
この調査は、北米企業に勤めるビジネスマン/20歳以上/男女242名を対象に実施された。
まず、北米のビジネスマンの仕事に対する満足度と平均年収を調べたところ、平均年収は1,570万円以上と高く、現状の仕事に満足している方が多いようだ。
そして、4割以上の企業が飲料の無料提供を福利厚生として導入しており、そこで働く9割以上の方が満足していることがわかった。
また仕事中の飲料によって、仕事の質が変わると半数以上が回答した。1週間に1回以上緑茶を飲む人は半数近く存在し、7割ちかくの人がこだわりを持って緑茶を飲んでいるようである。
仕事中に緑茶を飲む理由は、50%ちかくが“頭がさえる・スッキリする”と回答しており、仕事中の頭の切り替えとして緑茶を飲んでいる人が多いことがわかった。
これでは、仕事中の頭の切り替えには、コーヒーを好む人が多かったように思う。特に北米ならなおさらだろう。しかし、スッキリ度が緑茶の方が高いのか、緑茶が好まれていることがみてとれる。
頭の切り替えに緑茶を飲む人が約43%以上も
これを裏付けるのが、上のグラフだ。これをみると、北米の先進企業ビジネスマンの9割ちかくが、仕事中に頭の切り替えを行うことについて “重要だと思う“と回答していることがわかる。
そして、仕事中の頭の切り替え効果に対しては、“集中力が高まる”や“頭がさえる・スッキリする”ということを期待していることが判明した。
また、1人あたり1日平均約2.4回程度頭の切り替えを行っていることがわかった。さらに、6割が“何かを飲む”ことで頭の切り替えを行っている。
そして、北米の最先端企業には、仕事中に頭を切り替えるために緑茶を飲む人が約43%以上いるようだ。
頭の切り替えのために、緑茶を飲むことによって期待する効果は、“集中力が高まる”/“頭がさえる・スッキリする”の回答が上位に入った。
また、頭の切り替えのために緑茶を飲んだ人の約80%が仕事の効率が上がったと回答している。
北米ビジネスマンの多くが緑茶の効果を感じていることがわかる。
毎日緑茶を飲む人と飲まない人では約83.7万円の年収差が
また、伊藤園では緑茶とその他飲料を比較調査した。その結果、仕事で毎日緑茶を飲む人と飲まない人では約83.7万円の年収差、モチベーションは11.3ポイント差で、毎日緑茶を飲む人のほうが高いことがわかった。
また、緑茶派とコーヒー派では約98.6万円の年収差、飲んだ時に仕事効率が上がったと回答した人は2.6ポイント差で緑茶派が多かった。
カフェインが入っているため眠気覚ましになるなどの効果を期待して、コーヒーを飲む人が多いのが印象的だ。緑茶の成分によって仕事がはかどり年収に影響するということであれば、日本国民の誰もが試してみる価値はあるのではないだろうか。
ダイエットや成人病予防にも効果がある緑茶
東京税関の2018年4月の発表によると「緑茶」の輸出数量・金額は年々増加し、2017年は過去最高の数量と金額を記録した。
その中でも緑茶輸出金額の4割以上を占める米国では、健康志向の高まりや日本食ブームなどを背景に、2013年より毎年輸出額が上昇しており、他国と比較しても輸出金額の上昇率が高いという。
緑茶はカロリーが低く、茶カテキンなどの成分がダイエットや成人病予防にも効果があるとされている。肥満や成人病で苦しむ先進諸国で人気なのもうなづける。あなたも頭の気分転換をする際に試しに、緑茶を飲んでみるのはいかがだろうか。
img:PR TIMES