Minecraft(マインクラフト)
Minecraft(マインクラフト)はマイクルペルソン氏、通称Notch(スウェーデンのゲームクリエイター)が彼の会社(Mo jang AB)の社員と製作したサンドボックスゲームで、ブロックを地面や空中に配置でき、自由な形の建造物を造るゲームである。
シングルプレイとマルチプレイの両方で遊べ、日本語圏では「マイクラ」という略称で呼ばれている。このゲームの世界は基本的に立方体のブロックで構成されており、プレイヤーはそのブロックを設置したり破壊したりできる。立方体のブロックを設置する、破壊するゲームソフトは山ほどあるが、Minecraftの特徴は、森、草原、雪原、砂漠など様々なバイオーム(生物群系)や地形が存在しており、地下には廃坑や洞窟、渓谷が広がっている。また昼夜の概念もあるため、プレイヤーはその世界で自由な生活を送ることができる。
他に大事な要素としてCrafting(クラフト)がある。アイテムやブロックを組み合わせ、新しいアイテムやブロックを製作できる。またマインクラフトには大きく分けるとPC版(Java)、PE版(Windows10版、スマートフォンアプリ)、コンソール版(家庭用ゲーム版)がある。2017年2月の時点で、全てのプラットフォームでの販売が累計1億2200万本を達成した。
米国のコンピューターゲーム見本市では拡張現実を使用したホログラム版を発表した。MineCon2015(Mojangが2010年から主催しているMinecraftのコンベンション)ではstorymodeや Windows10版が発表された。ただ、Windows 10が搭載されているコンピューターであっても、通常のPC版もプレイが可能。PC版は開発言語がJavaであるため、プラットフォームはWindowsだけでなく、LinuxやMac OSといったUNIX系OSにも対応している。Classic版以外、初期購入以降はアップデートが無料である。プロファイルの設定さえすれば、ほとんどの過去のバージョンがプレイできるようになっている。PC版は無料のIDを登録をするとClassic版とデモ版がプレイできるようになる。
ソフトを購入するとプレミアムアカウントとなり、製品版を制限なく遊べるのだ。一般的な家庭用ゲームやネットゲームのダウンロードコンテンツのように追加料金がかからない。バージョンは古いが、PC Gamerによって公開されたデモ版もある。PC版では唯一、Windows 10のみダウンロード方法や仕様が異なるため、Windowsストアから配信され、PEとの通信プレイができるなど、通常のBeta版とは異なった専用のBeta版となっている。
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