増加する「ベビーシッター」マッチングサービス。様々な特徴をもつ10のベビーシッターサービス

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依然としてあちこちで耳にする、待機児童問題。共働きの家庭が増加傾向にある日本の社会では、特に都市部において保育園の数、保育士の数が追いついていないのが現状だ。この現実に直面する保護者の需要を満たすために生まれたサービスが、ベビーシッターマッチングサービスであり、そのサービス数は増加傾向にある。

厚生労働省は2015年、「子どもの預かりサービスのマッチングサイトに係るガイドライン」を作成。マッチングサイト運営者(子どもの預かりサービスについて、インターネットを通じて保育者と保護者の仲立ちをするサービスを提供している事業者)を対象に、安心かつ安全な保育が行われるようにすることを目的とし、ガイドラインの遵守を促している。

そして、ガイドライン適合状況を調査し、調査結果を公表等する、「子どもの預かりサービスのマッチングサイトのガイドライン適合状況調査サイト」が厚生労働省委託事業として運営されている。

今回は、数あるベビーシッターマッチングサービスの中でも、この調査サイトの適合状況一覧に掲載されている10個のベビーシッターマッチングサービスを紹介しよう。

2002年誕生の個人ベビーシッターマッチングサービスのパイオニア「CRADLE(クレイドル)」

サービス名
CRADLE(クレイドル)
サービスURL
https://cradle.koalaclub.net/

CRADLE(クレイドル)の詳細へ

サービス概要

個人のベビーシッターを紹介するベビーシッターマッチングサービス。現在の登録ベビーシッター数は1,200名以上。CRADLEを通して出会った利用者とベビーシッターの間に、「完全」直接の保育契約が締結されることを目指し、申し込みからベビーシッターとの保育契約成立までサポートする。派遣型のベビーシッターサービスとは異なり、直接の契約で保育料から中間マージンが取られる事はない。

フリーランス(個人)のベビーシッターとして登録した場合、CRADLEのデータベースに蓄積されるため、希望の条件で検索が可能。利用者の自己責任で指名し、CRADLEはそのベビーシッターの対応確認を行い、面接のセッティングをする。
双方の責任の元、面接を実施し、保育契約を締結した場合、CRADLEへ成果報酬として紹介手数料を支払う仕組みだ。

1人目のベビーシッターと契約後、うまく関係を築けず解約した場合、通算で2人目のベビーシッターで、かつ1人目のベビーシッターとの契約から半年以内の申し込みで新たに契約が成立した際は、ユーザーの紹介手数料が免除されるのがポイント。

※2018/08/15現在

姉妹サービスCRADLE(クレイドル)のノウハウを活かしたベビーシッターマッチングサービス「comorinet(コモリネット)」

サービス名
comorinet(コモリネット)
サービスURL
https://www.comorinet.com/

comorinet(コモリネット)の詳細へ

サービス概要

2002年に誕生した、個人ベビーシッターマッチングサービスのパイオニアであるCRADLE(クレイドル)の姉妹サービス。ベビーシッターCRADLE(クレイドル)を通して得たノウハウを元に、さらなる安全性と利便性を追求し誕生したマッチングサービスになっている。

フリーランス(個人)のベビーシッター/キッズシッターと、保護者との出会い・交渉の場を提供し、面接のセッティングから、直接保育契約の合意(仮契約)までをサポートする。

幼稚園、保育園勤務経験のあるベビーシッター/キッズシッター、保育士・幼稚園教諭免許などの資格を持ったベビーシッター/キッズシッターも多数登録している。

原則として保育の開始前に必ずお客様とベビーシッター/キッズシッターの間で直接面接を行う。また、保護者の安心のため、ベビーシッター/キッズシッターに対しいくつかの認証マークを用意。ベビーシッター/キッズシッターが一定の条件を満たすと表示される。

※2018/08/15現在

個人情報を伏せて契約までのやり取りが可能なマッチングサービス「imom(アイマム)」

サービス名
imom(アイマム)
サービスURL
http://imom.jp/contents/top/index.html

imom(アイマム)の詳細へ

サービス概要

個人のベビーシッターとベビーシッターを必要とする保護者の出会いの場を提供し、マッチングを可能にするサービス。

実際に仕事を依頼するまでは、メールアドレスや電話番号などの個人情報を相手に公開することなく、ニックネームのみでメッセージのやりとりが可能。

登録シッターは全員、身分証による本人確認、訪問型保育者として都道府県への届出確認済み。

1対1の保育をすることで、利用者それぞれの教育方針、しつけなどをそのまま引き継いでお世話をすることができる。

子どもの慣れた家で保育をすることにより、子どものリズムを崩すことなく安心かつ安全な保育を実施。事情により訪問保育ができない場合もシッターの自宅での家庭保育をすることも可能。(応相談)

※2018/08/16現在
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