GMOインターネットは、新型コロナウイルスの感染防止を目的に、2021年卒の新卒および中途採用における選考会を2020年2月25日よりオンラインで実施することを発表した。
オンライン型の選考は、新卒採用(2021年卒対象)については、2019年度から実施している24時間いつでもオンラインで閲覧できるビデオ形式の「オンライン説明会」に加え、今回新たに自宅からオンラインで参加できるリアルタイムの「Live説明会」を開催(※1)するほか、選考過程における面接をオンラインで行うという(※2)。
中途採用の選考会についても、従来対面で行っていた1次面接からの選考をオンライン化し、最終面接のみ、会社の理解を深めるとともに入社後に働く仲間と会う機会を設けるため来社という過程にするとしている。
同社は、2020年1月27日に、新型コロナウイルス感染からパートナー(従業員)の身の安全を守る目的で、渋谷・大阪・福岡のパートナー4,000人を対象に在宅勤務体制へ移行しており、現在、原則は在宅勤務を継続し、業務上やむを得ず出社が必要な場合のみ感染予防対策(※3)を講じたうえで出社を認めるという勤務体制をとっている。
こうした状況を踏まえ、今回学生および中途採用の応募者が、安心して選考に参加できるよう、選考会をオンラインで実施するに至ったとのことだ。
GMOインターネットは、全国の学生および中途採用の応募者が、多くの人が集まる会場に行くことなく、安心して選考に参加できるようにすることで、応募者を新型コロナウイルスの感染から守るとともに、採用における機会損失を防ぐとしている。
(※1)学生はいつでも視聴が可能な「オンライン説明会」もしくは、働くパートナーにリアルタイムで質疑応答ができる「Live説明会」のいずれかに参加することで選考会にエントリー可能。
(※2)職種により選考ステップは異なるが、会社の雰囲気や働く環境を確認するため、選考過程において、うち1回は来社する必要がある。
(※3)感染予防グッズの配布と、時差通勤の実施、出社時の手洗い・うがい・消毒・検温などの予防対策の徹底を実施中。