モバイルアトリビューションとAppsFlyer Japanは、これまで広告経路別でしか分析できなかったデジタルマーケティング領域において、複数端末・プラットフォーム・およびチャネルを横断し、人ベースで包括的な分析を可能とする「ピープル ベースド アトリビューション(以下PBA)」のベータ版を2019年8月23日からリリースすると発表した。
PBAによって、マーケター長年の課題であったクロスデバイス・クロスプラットフォーム・クラスチャネルでの広告効果測定が可能に。今まで部分的な把握にとどまっていたカスタマージャーニー全体の可視化が実現するという。
「PBA(ピープル ベースド アトリビューション)」概要
PBAでAppsPlyerが抱える世界84億以上のデバイスのデータベースを基軸に、“端末a”ベースでの計測にとどまらず、端末a・端末bを所有し、ウェブ・スマートフォン、さらには店舗など、それぞれの接点で異なる時間・行動を示す同一“人物A”としての消費者行動を時系列で追うことを実現。
より詳細な獲得経路が明らかになる。これで、それぞれの顧客・各接点で無駄のない適切なコミュニケーション、パーソナライズされた高品質なサービス提供を実現し、顧客満足度・顧客のライフタイムバリュー(顧客生涯価値)の向上を可能とする。
「PBA」でチャネルを問わず消費者行動が把握できるようになることによって、顧客とのコミュニケーションをシームレスに実現し、企業は顧客獲得の強化につながるマーケティング施策を推進できるようになるという。