しまむらは、サステナビリティ推進の取り組みとして、しまむらグループのファッションセンターしまむら・アベイル・バースデイ・シャンブルで「サテナブル商品」を販売すると発表した。

同社は、しまむらグループのサステナビリティ活動のうち、環境に関する取組みを「しまエコ」と定義し、ごみの削減や資源の再利用、環境に配慮した商品づくりなど、環境にとってサステナブルな活動を実施。

また、「地球」と「循環」をモチーフにデザインした「しまエコ」ロゴマークは、環境を守り、サステナブルな社会を作っていきたいという思いを表現しているという。

「しまエコ」ロゴマーク

「しまエコ」の取組みとして、店舗で回収したハンガーを再生し、再び店舗で使用する「完全循環型リサイクル」を実施。ハンガーに加え、資材や什器についても同様の循環化を進め、サーキュラーエコノミーの拡大に取り組んでいるという。

リサイクルの仕組み

さらに、同社は今後、しまむらグループの各店舗で「サテナブル商品」を販売。

環境配慮型レーヨン繊維や製造工程で発生するCO2排出、水質汚染を軽減した商品、リサイクルポリエステルやリサイクルアクリルを使用した商品、商品を作る際に発生する生地裁断時の端材を集め、糸に撚り直して作った生地を再利用して商品化した「REECOTTE」シリーズなどを販売するという。

ほかにも、しまむらグループにて「MUDA ZERO」プロジェクトより回収・再生した糸で製品化した商品を販売するとしている。

「MUDA ZERO(ムダゼロ)」プロジェクトの素材を活用した衣料品を販売

また、11月11日まではしまむらグループ900店舗で「衣料品回収」を実施しているとのことだ。