REMAREは、企業の廃プラスチック資源循環を支援する新サービス「REMARE PLASTIC STOCK(リマーレプラスチック ストック)」を正式リリースした。

REMARE、廃プラスチック資源循環を支援する新サービス「REMARE PLASTIC STOCK」を提供開始

「REMARE PLASTIC STOCK」は、廃棄プラスチックから再資源化した内装建材をオンライン上で公開し、建築士や空間デザイナーがそのデザイン性や質感、由来を確認しながら採用できるプラットフォーム。社内で完結しがちだったアップサイクルの取り組みを、建築・デザイン業界全体に広げる“見本市”的な機能を持つ点が特徴であり、廃棄物の再資源化を社会全体の循環として促進することを目的としている。

さらに、アップサイクルされた素材のリサイクル量やGHG(温室効果ガス)削減量などのデータをシステム上で一元管理できる機能を搭載。企業は自社の取り組みを定量的に可視化し、ESG・サステナビリティ報告に直接活用できるようになるとのことだ。

REMARE PLASTIC STOCK

REMAREは今後、企業・自治体・デザイン業界を横断的につなぎ、廃棄物が資源として循環する社会基盤の構築を目指すとしている。今後は登録素材や参画企業の拡大、公共施設への導入も視野に入れ、アップサイクルの“続く仕組み”を広げていく方針である。