トガルは、 Z世代(21〜23歳の学生)101名を対象に、「就職活動におけるInstagram活用のリアル」に関する定量調査を実施し、結果を公表した。

「就職活動におけるInstagram活用のリアル」に関する定量調査

■(1)企業アカウントを「フォローしていない」学生が78.2%

Instagramを利用している学生の多くが、企業の公式アカウントをフォローせず、閲覧のみで情報を得ていることが判明。Z世代にとってInstagramは「気軽に企業を調べるツール」であり、積極的に関わる場というより「参考に見る」場になっていると同社は考察している。

インスタグラムで企業の公式アカウントをフォローしているか

■(2)フォローしない理由の最多は「プライベートSNSに就活情報を混在させたくない」(41.6%)

Z世代はInstagramをプライベートな空間と捉える傾向が強く、企業アカウントのフォローには抵抗を示しています。

フォローしない理由の上位には「日常で使用するSNSで、頻繁に企業情報を目にすることが嫌だから」(41.6%)が4割以上を占める結果に。

Z世代の学生は、プライベートで楽しむSNSのコンテンツの中に就活の情報が混在することを嫌う傾向があり、この結果から同社は、学生は「必要な時だけ見る」距離感で企業と関わっていることが伺えるとしている。

インスタグラムで企業アカウントをフォローしていない理由

■(3)Z世代が見たいのは「社員の働く姿」や「職場の雰囲気」

Instagramで就活中に「見たい・参考にしているコンテンツ」では、「社員の働く姿・職場環境」(29.7%)、「採用・インターン情報」(21.8%)が上位に挙がった。

この結果から、単なる採用告知よりも、「人や空気感」が感じられる投稿を求めていると同社は考察している。

インスタグラムでどんな就活コンテンツを見ているか・見たいか

<参考>
トガル『「就職活動におけるInstagram活用のリアル」に関する定量調査