川崎重工業とNTTドコモビジネスは、ロボット・モビリティ・社会インフラなどのネットワーク連携による新しい社会の創造に向け、戦略的協業に関する覚書を締結したと発表した。両社は本協業を通じて、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献するとしている。
川崎重工は、ロボット・モビリティ・社会インフラ分野における製品開発力と実績を活かし、社会課題解決型のソリューションを展開している。NTTドコモビジネスは、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)や5Gなどのネットワーク技術、AI・セキュリティ分野の実装に強みを持ち、「AI-Centric ICTプラットフォーム」構想のもと、次世代ICT基盤の実現を進めているという。
両社は同協業により、ネットワーク連携されたロボット・モビリティ・社会インフラを統合的に管理・運用する産業プラットフォームの構築や、そのプラットフォームを活用したソリューション提供、ユースケース実証などに取り組むとのことだ。また、他の企業や産業プラットフォームとの協業・提携も検討するという。

今後は、パートナー連携を拡大しながら多様な社会課題の解決を目指し、同協業による成果を順次発表していく予定だとしている。