南日本運輸倉庫は、千葉県市川市に建設した「市川センター」が稼働を開始したと発表した。

同施設は、首都高速湾岸線「千鳥町IC」から約1.4km、東京都心から約15kmに位置し、港湾や空港にも近い立地にある。保税倉庫申請や動物検疫に対応できるエリアとして希少性が高く、同社のグローバル展開を支える拠点になるとしている。
港湾型保税営業倉庫と内陸型冷凍冷蔵倉庫を兼ね備えた複合型施設で、全国チルドフローズンネットワーク(JFN)を活用することで、輸入貨物を港から全国の卸・量販センターや流通専用センターまでワンストップで届ける体制をていきょうするとのことだ。
同社は、今後拡大が見込まれる冷凍冷蔵物流の需要に応えるべく、最適なソリューションを提供できる体制を構築するとしている。
■施設概要
所在地:
千葉県市川市加藤新田212-2
敷地面積:
6,667平方メートル
建物面積:
計13,520.40平方メートル
(冷凍庫10,160.96平方メートル、荷捌き2,595.12平方メートル、事務所215.25平方メートルほか)
構造・規模:
地上4階建て、耐震S造、BOX型
トラックバース:
大型8台、ドックレベラー2機