BABY JOBは、保活の実態を把握するため、保育園を利用する保護者を対象とした「保活に関するアンケート調査」を実施し、結果を公表した。

■保護者の保活実態:入園タイミングは「1歳から」「年度の途中から」が当たり前に
BABY JOBが実施したアンケート調査で、子どもを預け始めた年齢として最も多かったのは「0歳児クラス(53.2%)」、次いで「1歳児クラス(40.4%)」が多いことがわかった。
また、0歳児クラスでの入園に限定すると、4月に入園したのは54.3%に留まり、残りの45.7%は5月以降の「期中入園」という結果に。

待機児童問題が深刻だった時期には「0歳・4月入園」が最も入りやすい選択肢とされていたものの、保育の枠が充実したことで、保護者が自身のキャリアプランや家庭の状況に合わせて、柔軟に復帰時期を選べる環境が整いつつあると同社は考察。
■保活は「入るため」から「選ぶため」へ:情報収集を徹底し、付加価値も重視
同社によると、保活のスタイルも大きく変化しているという。
見学に行った保育園数について尋ねたところ「2〜4園(49.1%)」が最も多く、「5園以上(22.0%)」と合わせると7割以上の保護者が複数の園を比較検討していることが明らかに。
また、情報収集の方法としては、「自治体のホームページ」や「保育園の公式ホームページ」といった従来の方法に加え、4人に1人以上(30.7%)が「SNS」を活用しており、リアルな情報を多角的に集める傾向が見られた。

【調査概要】
調査名:保活に関するアンケート調査(BABY JOB実施)
調査期間:2025年8月29日~2025年9月4日
調査方法:Googleフォームによるアンケート調査
調査対象:保育園を利用している保護者
有効回答数:218名
<参考>
BABY JOB『保活に関するアンケート調査』