カリーグスが運営する「ふるさと納税ガイド」は、2025年のふるさと納税に関する都道府県別「利用者数・利用率」と「平均寄附金額」を算出し、その結果を公表した。

■ふるさと納税「都道府県別の利用者数」

ふるさと納税の利用者数は、日本全体では約1,079万人だった。福岡県と北海道が逆転している点を除くと、人口の多い順と同じ順位に。なお、トップ10の順位は、昨年と全く同じ結果となった。

都道府県別のふるさと納税の利用者数

■ふるさと納税「都道府県別の利用率」

ふるさと納税の利用率は、日本全体では18.5%だった。昨年の利用率は16.3%であり、2.2ポイント上昇した。

利用者数ではトップ10圏外だった京都府、奈良県、滋賀県がランクインし、大阪府と兵庫県を加えると、トップ10のうち5つを関西地方が占める結果に。

関西地方の利用率が高かった一方で、東北地方はふるさと納税の利用率が低いことがわかった。また、利用率1位の東京都と最下位の岩手県を比較すると、その差は2.83倍以上に達することも明らかに。

都道府県別のふるさと納税の利用率

■ふるさと納税「都道府県別の平均寄附金額」

ふるさと納税利用者の平均寄附金額は、日本全体では105,074円となり、昨年の99,649円から増加。賃上げ等の影響もあったのではないかと同社は推測している。

都道府県別のふるさと納税の平均寄附金額

<参考>
カリーグス『ふるさと納税の都道府県別「利用者数・利用率」と「平均寄附金額」【2025年版】