パンフォーユーは、全国の提携パン屋を対象に「夏季のパンの売上と対策」に関するアンケート調査を2025年7月に実施し、その結果を公表した。
■調査対象の全店が「夏の売上は減少する」と回答
夏季の売上は他の季節に比べて減少するか聞いたところ、調査対象となった全てのパン屋が「はい」と回答。
売上の減少幅で最も多かったのは「10〜30%減」で、全体の約6割を占めており、夏の売上低迷がパン屋にとって深刻な共通課題であることが明らかに。

■「夏限定商品」で対策するも、根本解決には至らず
調査の結果、65.3%のパン屋が「夏限定商品の開発」といった対策を講じていることが分かった。一方で、調査対象の100%が売上減を経験している現状から、これらの対策だけでは客足の減少をカバーし、売上を維持する決定打にはなっていない状況がうかがえる。

【調査概要】
実施時期:2025年7月
対象:パンフォーユー提携パン屋
調査方法:オンラインアンケート
有効回答数:49件
<参考>パンフォーユー「夏季のパンの売上と対策」