オクトパスソフトウェアは、全国の現役エンジニア198名を対象に「エンジニアとしてのキャリアスタートに関する実態調査」を実施し、結果を公表した。
■92.4%が「キャリアスタート時に苦労」と回答 多くの人がつまずく「最初の一歩」
まず、エンジニアとしてのキャリアスタートに関して聞いたところ、92.4%が「キャリアを始める際に苦労した」と回答。
一方で、「苦労した経験はない」と答えた人はわずか7.6%にとどまり、IT業界への第一歩の難しさを多くの人が実感していることが明らかになった。

■就職できない、学べない、相談できない 未経験のエンジニアが直面する「3つの壁」
「エンジニアになる際に苦労したことはなにか」という複数回答形式の問いに対し、最も多かった回答は「未経験だとシステム開発会社に就職/転職できなかった」。
続いて、「独学だと自分のスキルレベルがわからなかった」、「技術をつけたくてもお金がなく、スクールに通えなかった」、「相談できる人がいなかった」などが上位に挙がった。
これらの結果から、「未経験による就職の難しさ」「学習機会の不足」「相談できる相手の不在」という、いわば「3つの壁」をエンジニアを目指す人たちが感じていると同社は推測している。

【調査概要】
調査対象:エンジニア職・SE・IT技術者
調査人数:198名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2025年7月23日
<参考>
オクトパスソフトウェア『エンジニアとしてのキャリアスタートに関する実態調査』