TRUNK(HOTEL)を展開するTRUNKは、7月より全社員の基本給の一律ベースアップを実施すると発表した。基本給は一律で8%引き上げられ、通常の年次昇給率(3~5%)とあわせると、2025年度の総合的な賃上げ幅は11~13%となる見込みだという。
同社では創業当初から、ホスピタリティ業界における労働環境や給与水準の課題に取り組んでおり、これまでにも年末年始休業の導入や、四半期ごとの人事評価制度の導入など、持続可能な働き方を推進してきたという。
今回のベースアップは、昨今の物価上昇の影響や社会情勢を踏まえ、従業員の生活基盤の安定を目的に、会社方針に基づき決定されたもの。
同社は今後も、人的資本を重視した経営を推進し、従業員とともに持続的な成長を目指すとともに、日本初のグローバルホテルブランドの確立に向けて、企業価値のさらなる向上に取り組むとしている。
■実施概要
引き上げ割合:8.0%
対象者:正社員、契約社員
時期:2025年7月から支給開始