エン・ジャパンは、7月17日より、国税庁の「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を開始することを発表した。

エン・ジャパン、国税庁の「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」開始

税務行政の中枢を担う国税庁の地方支分部局として設置されているのが、東京国税局をはじめとする全国12の国税局(※沖縄は沖縄国税事務所)。今回、将来にわたり多く人が国税職員を目指すことができるよう、エン・ジャパン支援のもと広く人材を募るとしている。

公募するのは、国税局や税務署において適正な課税と徴収を行なう国税職員で、7月と2月の2回公募を実施。

7月に行なうのは、大学卒業後8年以上が経過している人を対象とした「国税庁経験者」採用試験(令和8年4月採用)で、多様な経験と知識を持つ中堅層を公募するという。

一方2月に実施するのは、大学卒業程度、第二新卒から20代の転職を検討している人が対象の「国税専門官」採用試験(令和9年4月採用)。

豊富な研修を活用し、税のスペシャリストを目指す人材を公募するとしている。

入局後は適性や希望を踏まえて、個人および法人から提出された税務申告書の内容調査を行なう「税務調査担当部門」や国税の徴収事務を行なう「徴収担当部門」などに配属予定となっており、いずれも法律・経済・会計などの専門性を活かし、活躍することが期待されているとのことだ。