船場とコクヨは、グローバル戦略的業務提携を締結したと発表した。

船場 代表取締役社長 小田切 潤氏、コクヨ 執行役員 グローバルワークプレイス事業本部事業本部長 矢田 章氏

同連携により、オフィス空間に対する高度かつ多様なニーズに対応するため、両社の強みを活かして家具と工事をワンストップで提供し、アジア諸国を中心にサービス拡大を目指すとしている。

国内外の空間構築事業において競争力を大幅に強化するとしており、具体的には以下の4点を中心に施策を進めるとのことだ。

(1)海外市場における家具と工事のクロスセル体制による拡販強化
両社のネットワークとノウハウを生かし、家具と工事をワンストップで提供する体制を確立。アジア諸国を中心に、日系企業・現地企業へのサービス提供を拡大。

(2)国内市場における両社のコア事業連携強化
空間創造の全工程をシームレスに提供することで、顧客の多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応する体制を整備。特に、オフィスと商空間の垣根を超えた新しい空間価値提案を推進。

(3)新規事業の協業提案
コクヨのリノベーション事業において、両社の知見を結集し、既存空間の価値最大化を実現する新たなサービスを展開。

(4)人材育成・人材交流を通じた次世代リーダーの育成
協働による人材育成や人材交流を通じて、空間構築に関わる次世代リーダーの輩出、プロジェクト推進力の底上げを図る。