Amazonと三菱地所は、7月1日、愛知県名古屋市にAmazonの物流拠点(フルフィルメントセンター:FC)を新設することを発表した。

同拠点は、三菱地所の施設「ロジクロス名古屋みなと」をAmazon専用に設計し、延床面積は約12万5千平方メートル、商品保管容量は約137万立方フィートとなるという。稼働開始は8月を予定しているとのことだ。
同拠点では、Amazonと三菱地所が協働し、地中熱空調システムや壁面設置の太陽光発電設備など、より持続可能な施設運営のための技術を導入。

【右】FC の下で稼働する地中熱交換システム(地表付近)
これにより、施設の運営に係る温室効果ガスの排出およびエンボディドカーボン(建築物の資材調達から輸送・建築・修繕・廃棄等、建築物の運用以外で発生する二酸化炭素)削減を見込むとしている。
また、同拠点は国際的な認証であるInternational Living Future Instituteのゼロカーボン認証取得を見込んでいるという。
その他、両社の協業により、職場環境や地域社会に配慮した設計となっているとのことだ。