LOOPLACEは、西武不動産が所有する東京都文京区の「湯島太田ビル」について、バリューアップが完了したと発表した。

同プロジェクトは、西武不動産が推進するバリューアッド事業の一環として実施されたもので、築33年のオフィスビルに新たな付加価値を創出することを目的としている。
LOOPLACEは、マーケティングリサーチ、設計施工、内覧会の開催運営を担当。セットアップオフィスの構築に加え、入居者が利用できる共用ラウンジの新設、ファサードやエントランス、基準階の水回りなどの改修を行ったという。
同ビルが立地する文京区湯島は、東京大学・順天堂大学などが集積する文教エリアであり、医療・研究系スタートアップや大学発ベンチャーの集まる地域。
こうした特性を踏まえ、大学ベンチャーや医療系のスタートアップなどをメインターゲットに据えながら、自然素材と工業素材を効果的に融合したラボのようなセットアップオフィスに仕上げたという。
内装には「バイオフィリックデザイン」の考え方を採用し、ワーカーのウェルネス、エンゲージメントの向上を目指しているとのことだ。

■物件概要
施設名称:湯島太田ビル所在地:東京都文京区湯島2-29-3
延床面積:1,683.34平方メートル/509.21坪(公簿)
構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)/地上7階建
竣工年:1991年(築33年)
所有者:西武不動産 ※2025年2月取得
リニューアル設計施工会社: LOOPLACE