横須賀市は、DMM.comと連携し、市内公共施設の駐車場にEV(電気自動車)用普通充電器33基を新設し、運用を開始した。設置された充電器は、DMMが提供するEV充電サービス「DMM EV ON」によって提供されるもので、6kW出力の普通充電器となっている。

今回充電器が設置されたのは、以下の9施設。
・横須賀市立中央図書館(2基)※先行稼働済み
・三笠公園(4基)
・横須賀文化会館ほか(3基)
・不入斗公園 第1駐車場(4基)
・横須賀スタジアム/北体育館(4基)
・夏島都市緑地(4基)
・荒崎公園(4基)
・横須賀市立市民病院(4基)
・はまゆう公園駐車場(4基)
利用料は10分あたり55円(税込)で、1時間あたり330円(税込)となっている。例えば、電池容量40kWhのEV(例:日産リーフ)の場合、0%から満充電まで約8時間かかるという。

利用には事前にDMMの提供する専用アプリ「DMM EV ON」への登録が必要であり、アプリを通じて充電スポットの検索、充電開始、決済までを一括で行うことが可能。
設置にかかる費用は横須賀市が負担しておらず、DMM側による無償設置であるという。市は今後もDMMと連携し、普通充電器に加えて急速充電器の設置も進める方針である。