メルカリは、2025年3月に開始したモバイルサービス「メルカリモバイル」上で、データ通信量(ギガ)を「メルカリ」のように個人間で売り買いできる日本初の機能の利用動向を初めて公開した。

メルカリモバイル、個人間でギガを売買できるサービスの利用動向を初公開

「メルカリモバイル」は、申し込みから支払いまでメルカリで完結し、毎月のデータ通信量もメルカリからかんたんに管理できるモバイルサービス。

データ通信量(ギガ)を「メルカリ」のように1取引200円から出品・購入できる日本初の機能により、おトクにギガを購入したり、ギガを売って得られたお金を「メルペイ」を通じて日常の買い物に利用したりできるという。

今回同社は、ギガを余らせてしまう人とギガが足りない人をマッチングさせ、ギガを個人間で自由に売り買いできる日本初の機能の利用動向を公開した。

■ギガの購入事例:購入で中〜大容量プランがおトクに実現。20GB200円の購入事例も

ギガの購入により、47GBで1,890円や17GBで1,190円といった大容量プランを安価に実現した事例が登場。ギガを割安で購入することで、月額990円(2GB/税込)の契約者でもおトクに大容量のデータ通信が実現できていることがうかがえた。

ギガの購入事例

■ギガの出品事例:余ったギガを出品して10GB台のプランをおトクに実現

20GB契約者の中には、ギガの出品により収支が760円の黒字になった事例、10GBで1,490円の中容量プランをおトクに実現できた事例も登場。なお、取引されたギガの中で、1GBは最大330円で取引されているという。

ギガの出品事例

■全体データ:2GB以上で出品されたギガの平均単価は36円(GB)/約3人に1人がギガを売り買いを経験

平均価格は1GB単位の取引では248円/GB、2GB以上では36円/GBで、他社の提供する追加データ料金に比べるとおトクな価格帯に。メルカリモバイルの契約者のうち、約3人に1人(33%)がギガの購入もしくは出品を経験し、出品されたギガは平均20時間で購入されるなど、活発な取引が行われている。

全体データ

また同社は、ギガの売り買いの動向を発信するメルカリモバイル公式のXアカウントを開設。今後のギガの売り買いの状況やメルカリモバイルに関するおトクな情報を発信していくという。

同社は今後も「メルカリモバイル」を通じて、誰でもかんたんにモバイルサービスを利用でき、ギガを無駄なく使える選択肢を提供し、スマホ利用を柔軟でおトクにしていくとのことだ。