ヒルトンは、長崎県長崎市に「ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街」を2027年前半に開業する予定であると発表した。国内では3軒目、九州初進出となる同ホテルは、大和ハウス工業と共同で開発を進めているという。

ホテル外観イメージ

「ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街」は、全313室の客室を有し、エリア最大級の規模となる見込み。建設予定地は長崎市新地町で、観光地「長崎新地中華街」に隣接し、西九州新幹線を利用すれば福岡から約90分でアクセス可能な立地にあるとのことだ。

館内には、ヒルトン・ガーデン・インブランド独自のダイニング「Together & Co.(トゥギャザー・アンド・コー)」や、24時間営業のセルフサービス式店舗「&To Go(アンド・トゥー・ゴー)」、フィットネスセンターなどの設備が整備される予定としている。

完成予定イメージ(客室)

ヒルトンによれば、同ブランドは世界64の国と地域で1,000軒以上を展開しており、上質で手頃な価格帯とモダンなアメニティを兼ね備えたフォーカス・サービスホテルとして位置づけられているという。

同計画の建物は地上13階建てで、敷地面積は2,442.15平米、延床面積は15,495.62平米となっている。着工は2025年5月21日を予定しており、観光とビジネスの双方の需要に応えるホテルとして準備が進められるとしている。