三菱地所レジデンス、東京建物、東急、東急不動産の4社は、武蔵小杉エリアで開発中の大規模複合タワーレジデンス「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」のモデルルーム事前案内会を4月26日より開始すると発表した。案内は完全予約制で実施するという。

同物件は、総戸数1,438戸、地上50階建ての2棟構成によるレジデンスであり、「まち一体型複合開発」として住宅にとどまらず医療、福祉、子育て支援、健康増進など多様な都市機能を備える点が特長である。すでに10,000件を超えるエントリーがあるとのことだ。

設計監修は建築家・隈研吾氏が手がけ、「大地から生える二本の大樹」をコンセプトに自然と調和する外観を追求したとしている。また、武蔵小杉駅徒歩圏の立地と周辺の整備計画により、医療・文教・商業が連携する都市拠点形成が進められているという。

同物件は1LDK〜4LDKの全114タイプの住戸プランを揃え、幅広いライフスタイルに対応可能。加えて、32階のスカイビューラウンジをはじめ、ゲストルーム、コワーキングスペースなど多彩な共用施設を完備しており、快適で上質な住環境を提供するとのことだ。

防災対策としては、免震構造の採用や非常用発電機の設置、各階の防災備蓄倉庫、マンホールトイレの設置などを通じて、災害時にも安心できる環境づくりを図っている。電気室を2階・3階に配置するなど、浸水対策も講じているという。

また、環境配慮型の開発として、建設資材の一部に高炉スラグを採用し約1,400トンのCO₂排出削減を実現。ZEH-M Orientedの取得や太陽光発電設備、国産木材の活用、緑化計画によるABINC認証の取得など、持続可能なまちづくりを推進している。

広場や通路といった地域に開かれた空間も整備され、地域住民の憩いの場としての役割も果たすとしている。今後はサウスタワーが2025年8月下旬、ノースタワーが2026年2月に販売を開始する予定だとしている。
■「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」概要
所在地:川崎市中原区小杉町一丁目390番1の一部(地番)
交通:JR南武線「武蔵小杉」駅 徒歩3分(サウス)、徒歩4分(ノース)
東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅 徒歩4分(サウス)、徒歩6分(ノース)
東急東横線・目黒線「新丸子」駅 徒歩6分(サウス)、徒歩5分(ノース)
敷地面積:20,172.5平方メートル
構造・規模:鉄筋コンクリート造、地上50階・地下1階建、2棟構成
総戸数:1,438戸(サウス719戸、ノース719戸)
専有面積:44.07平方メートル~136.04平方メートル
間取り:1LDK~4LDK
販売価格:未定
販売予定:サウス 2025年8月下旬(予定)、ノース 2026年2月(予定)
竣工時期:サウス 2027年9月(予定)、ノース 2028年5月(予定)
引渡時期:サウス 2028年2月(予定)、ノース 2028年9月(予定)