帝国データバンクは、4月の飲食料品の値上げが合計4,225品目に達し、1年6カ月ぶりに4,000品目を超える見込みであると発表した。

2025年通年の累計値上げ品目数は1万1,707品目となり、前年実績の9割を超える水準に到達するなど、前年に比べて値上げペースが早まったという。

値上げ品目数推移

食品分野別に集計すると、「調味料」が2,034品目で最多に。「酒類・飲料」は1,222品目で、缶ビールや缶チューハイの一斉値上げやコーヒー飲料の値上げにより6カ月ぶりに単月1,000品目を超えるとのことだ。

「加工食品」は659品目で、ハム・ソーセージ製品や冷凍食品などが多く、食用油など「原材料」の33品目を含め、嗜好品や利用頻度の高い飲食料品が主な値上げ対象となったとしている。

食品分野別の値上げ品目数(2022~2025年)

値上げ要因としては、「原材料高」が97.8%で最も多く、次いで「物流費」上昇が81.8%、「人件費」増加が45.1%を占める結果に。

同社は、2025年の値上げ品目数が4月時点で前年実績を上回り、年間累計で最大2万品目に到達する可能性があると予測している。