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パナソニックは、現代の「ひとり時間」の実態を明らかにするため、合計5,200人を対象とした実態調査を実施し、結果を公表した。

■「ひとり時間」が人生の満足度を高める大きな要因に
同調査では、「どんな要素が、あなたの人生の満足度に影響していると考えるか?」という質問に対して、調査対象者の73.5%が「自分で自由に決めて、自分のために使うひとりの時間(ひとり時間)」と回答。
「家族と過ごす時間」(52.4%)や「身体・精神的な健康」(39.8%)を上回る結果となり、「ひとり時間」がくらしの充実と深い関わりがあることが明らかになった。

■約8割の人が「ひとり時間」を充実させることが人生の満足度向上につながると回答
「『ひとり時間を充実させると人生の満足度も高まる』という考えに対して、どのように思うか」という質問には、82.0%もの人が「そう思う/どちらかといえばそう思う」と答える結果に。
年代が上がるほどそう考える人の割合は高まり、一人暮らしより同居家族がいる人のほうが割合は高くなっている。

■「刺激」より「癒し」を重視。自宅での「エンタメ鑑賞」や「休息」が過ごし方の上位に。
「ひとり時間」に求めるものとしては、「癒されること」を選んだ人が約7割に上った。

実際の過ごし方では「エンタメ鑑賞」(51.6%)、「休息」(38.9%)、「身の回りの整頓」(27.6%)、「読書」(25.9%)、「料理」(24.2%)などが上位にあがり、気軽にできるリラックス系の活動に時間を充てている人が多いことがわかる。

■平日の「ひとり時間」が1時間未満だと満足度が低下
さらに同調査では、「ひとり時間」を1時間未満しか取れていない人は満足度が低下傾向にあることも明らかに。

「『ひとり時間』をさらに充実させるために、何か必要な要素はあるか?」という質問への回答でも「時間」がトップになり、日常的な時間の確保や効率的な時間の過ごし方が「ひとり時間」の充実を高める鍵となることがわかったとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2024年12月20日~12月23日
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査会社:クロス・マーケティング
調査対象:下記2つの対象に分けて調査
(1)5,200人(現状「ひとり時間」が取れている方/現状「ひとり時間」が取れていない人/学生および無職の方は除く/18~79才の男女)
(2)2,400人(現状「ひとり時間」が取れている人/学生および無職は除く/18~29才・30代・40代・50代・60代・70代の男女各200名)
<参考>
パナソニック調べ『現代の「ひとり時間」の実態調査』