ブックオフコーポレーション(以下、ブックオフ)は、BPLabと共同企画・運営するボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」を計101施設に設置したと発表した。

ボックス型不要品回収システム「R-LOOP」、設置施設が100件を突破

同取り組みは、リユースやリサイクルの気軽さと、循環型社会の実現をより身近に感じてもらうことをを目的としており、丸井4店舗(北千住マルイ、町田マルイ、マルイファミリー溝口、草加マルイ)、東横INN29店舗、東急不動産ホールディングスのグループ各社が運営、管理する68施設に設置。

2024年8月より、北千住マルイ、草加マルイで先行導入を行い、その後、町田マルイ、マルイファミリー溝口に設置店舗を拡大し、同年11月より東横INN29店舗、東急不動産ホールディングスグループの保有・管理するオフィスビルやマンションの共用部、リゾート施設等で展開を開始。

2025年2月末時点で、不要になった衣料品・雑貨品約9,000㎏を回収し、リユース、リサイクルを行うことができたとしている。

設置場所
(左から、北千住マルイ、東横INN静岡駅北口、東急不動産ホールディングス保有・管理施設)

「R-LOOP」は、生活者が使用して不要となった衣料品や雑貨を回収する資源循環の新しいプラットフォームで、生活者より投入されたモノを回収し、国内に6拠点あるブックオフ運営ヤードに集約、リユース・リサイクルに分別。

まだ使えるモノはブックオフが運営する海外リユース店舗「Jalan Jalan Japan」でリユース品として現地の生活者に販売し、資源となる繊維製品はBPLabの「繊維リサイクルシステム」で再資源化・再商品化されるという。

ブックオフは、「R-LOOP」を通じて生活者に「すてない選択」という新たなライフスタイルを提供し、不要なモノを必要な物に変えるサーキュラープラットフォームの実現を目指していくとのことだ。