NEXERは、ジャリアと共同で、事前調査で「YouTubeを利用している」と回答した全国の男女876名を対象に「YouTubeの広告動画の影響力」に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。

■13.9%が、YouTubeの広告動画を見て商品やサービスを「購入・利用したことがある」

YouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用したことはあるか聞いたところ、13.9%が「ある」と回答。

購入・利用の理由として、以下のような意見があがった。

・気になったから。(10代・女性)
・魅力に感じた。(20代・男性)
・ゲームアプリで面白そうだったので入れてみた。(30代・女性)
・宣伝の説明が良かったから。(30代・女性)
・自分でも使ってみたいと思ったから。(30代・男性)
・もとから気になっていたメーカーさんの広告動画だったので、お店に行った時にたまたまあったのでつい買ってしまいました。(40代・女性)

多くの回答者が、「なんとなく気になったから」や「動画の内容を見て実際に試したくなった」といった理由で購入や利用に至っていることがわかった。

YouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用したことはあるか

■YouTubeの広告動画が目が留まった理由、36.9%が「もともと気になっていた」

YouTubeの広告動画を見て商品やサービスを購入・利用した人に、広告が目を引いた理由を聞いたところ、36.9%が「もともと気になっていた」と回答した。

理由の詳細は以下のとおり。

「もともと気になっていた」回答理由
・自分向けだったから。(20代・女性)
・自分の肌に合いそうか。(30代・女性)
・ストーリー性があって引き込まれた。(40代・女性)
・購入の後押しになった。(40代・女性)
・欲しいタイミングで欲しい物が表示されたから。(40代・男性)

「面白そうだった」回答理由
・ユーモアがあって親しみを感じた。(40代・男性)
・商品そのものが魅力的。(40代・男性)
・楽しそうにしていると目に留まる。(40代・女性)
・便利で発想が面白いと感じた。(50代・男性)

「好きなキャラや人物が出ていた」回答理由
・好きなキャラだったから。(10代・女性)
・可愛いキャラクターが出てきたのでやりたくなった。(30代・女性)
・普段読んでいる漫画のキャラが出ていたので。(40代・男性)

YouTubeの広告動画が目が留まった理由

■71.3%がYouTubeの広告動画を見なかったら、その商品やサービスは購入・利用しなかったと「思う」

YouTubeの広告動画を見なかった場合、その商品やサービスを購入・利用しなかったと思うかを聞いたところ、71.3%が「思う」と回答した。

それぞれ理由は以下の通り。

「購入・利用しなかったと思う」理由
・そのサービスを知る手段がないから。(30代・女性)
・購買意欲が湧いたから。(30代・女性)
・YouTubeを通してそれを知ったから。(40代・男性)
・実際に様子を見てみないと利用しようと思わない。(40代・女性)
・動画が購入の後押しになった。(40代・女性)
・特売価格で買えるチャンスだったので。(40代・男性)
・その商品自体に興味を持たなかったと思うから。(50代・男性)

「購入・利用しなかったとは思わない」理由
・背中の一押しくらいだと思うので、YouTubeではなくテレビCMだとしても買っていたかも。(40代・女性)
・広告自体はyoutube以外でも目にするから。(40代・男性)
・他でもよくチェックしていた商品だから。(50代・女性)

YouTubeの広告動画を見なかった場合、その商品やサービスを購入・利用しなかったと思うか

【調査概要】
調査期間:2025年2月21日~2025年3月3日
調査機関:NEXER(自社調査)
集計対象:事前調査で「YouTubeを利用している」と回答した全国の男女
有効回答:876サンプル
調査方法:インターネット調査

<参考>NEXERとジャリア『YouTubeの広告動画の影響力に関する調査