F&LCは、マレーシア初の店舗「スシロースリアKLCC店」をオープンした。

スシローの東南アジア進出は2019年のシンガポールを皮切りに、タイ(2021年)、インドネシア(2023年)に続く4カ国目となる。マレーシア1号店は、クアラルンプール中心部の商業施設「スリアKLCC」に立地し、国内外の幅広い層に認知を広げる狙いがあるとした。
オープン当日は、駐マレーシア日本国大使の四方敬之氏をはじめとする来賓が出席し、店舗前で記念セレモニーが実施された。F&LCの執行役員(海外事業 東南アジア担当)吉田司氏、現地法人Sushiro Malaysia Sdn. Bhd.のManaging Directorである長船匠氏も登壇し、スシローの理念を伝えた後、テープカットを行った。店舗は開店初日から多くの来店客で賑わい、オープンから約1カ月後も当初の予想を上回る客足が続いているという。

F&LCは、マレーシア1号店においても「直営」にこだわり、日本の品質を維持する方針を示している。世界各国から調達した食材を用いた店内調理を実施し、「ノーポーク・ノーラード」のムスリムフレンドリーなメニューを提供するとのことだ。
同社は、日本を含め10エリア目となるマレーシア進出により、海外事業が200店舗を突破したと明らかにした。グローバル展開を進める中で、日本のブランドをそのまま海外に届ける方針を継続しており、マレーシア市場においても成長を目指すとしている。
店舗名:スシロースリアKLCC店
所在地:Lot LC-C06 Concourse Floor, Suria KLCC, 241, Petronas Twin Tower, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
営業時間:10:00~22:00(マレーシア時間)
座席数:302席
価格:5.80RM、7.80RM、10.80RM、15.80RM(税抜。すし皿は4つの価格帯を中心に展開)