メタリアルは、広報領域専用AI「広報AI」を開発したことを発表した。
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「広報AI」は、メディアの取材傾向データを学習し、プレスリリースのスコア化を可能とする独自のメディア掲載判定ロジックを開発。これにより、掲載されやすい記事の特徴を分析し、逆算して質の高いプレスリリースを生成するという。
独自の判定ロジックでは、話題性や消費者視点など、以下の6つの基準点を設計し、それらのスコアを上回ったものがメディアに掲載される可能性が高いと判断。この判定は約72%の精度を実現しているという。
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「広報AI」では、担当者がプレスリリースの要点を入力するだけで、文章の生成を開始。
文章生成プロセスでは、一般的なAIと大きく異なる点として、複数のAIエージェント同士が「このニュースは興味深いと思わない?」「このポイントは今までにないサービスだね」などと会話しながら共感するポイントを抽出し、繰り返し文章を推敲していくという。
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これにより、一般的な生成AIでは実現できない豊かで魅力的なタイトルや本文を生み出すことが可能になります。
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同社は今後、同社のプレスリリースに「広報AI」を活用することでAIの精度向上を進めるとともに、外販開始に向けて開発を続けていくとし、広報業界の課題解決に貢献していくとのことだ。