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女性の方が副業に積極的な傾向に 副業関心層は6割を超えるも、意欲度合は「時間があれば」が最多

フォーイットは、全国の20代~60代までの男女1,000人を対象に副業に関するアンケートを実施し、結果を公表した。

副業に関するアンケート

■副業関心層は6割超え、最多は「時間があれば」

全国の20代〜60代の男女を対象に、「副業をしてみたいと思うか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「時間があればやってみたい」で32.3%。次いで、「やりたくない」が18.7%、「準備が整えば始めたい」が16.1%で続くという結果に。

副業をしてみたいと思うか

■副業意欲、女性が男性を上回る

男女別で見ると、「時間があればやってみたい」と回答した人は男性が29.8%だったのに対して女性が34.8%と5%多くなった。

また、「すぐにでも始めたい」もしくは「準備が整えば始めたい」でも女性がわずかに上回った一方で、「やりたくない」と回答した方は男性が5%多くなっており、全体として女性の方が副業に積極的な傾向にあることが判明。

副業意欲(男女別)

厚生労働省によると、令和4年のパートタイム労働者比率は男性が16.9%だったのに対して女性は47.8%、総実労働時間は男性が1,826時間で女性は1,422時間となっている。

これまでは育児などの理由から正規社員としてフルタイムで働くことが難しかった人も、コロナ禍を経てリモートワークなど働き方が多様化したことで、働く時間や場所を自由に設定できる”副業”という選択肢を選ぼうとする女性が多くなったのかもしれないと同社は考察している。

■副業意欲、年代で温度差?60代は消極的な傾向

年代別で見ると、全ての年代で「時間があればやってみたい」と回答した人が最も多くなった。

また、「すぐにでも始めたい」という人は、60代以外の年代で10%以上の回答を集めており、2018年の働き方改革による政府の副業推進など、働き方の多様化が進む中で副業に積極的な方が増えてきていると同社は推察。

その一方で、副業禁止の企業が一般的だった時代を長く過ごしてきた60代は、「やりたくない」と回答した人が30%以上おり、副業に対するマイナスイメージが今も払拭されていない可能性が伺えた。

副業意欲(年代別)

■高年収ほど副業意欲も高い傾向:「すぐにでも始めたい」20%超

世帯年収別で見ると、「すぐにでも始めたい」と回答した人は年収が高くなるのと比例して増加しており、世帯年収が1,001万円〜の層では20%以上に上った。

過去に実施した「副業で稼いだ最高月収はいくら?」というアンケートでは、副業で月収30万円以上を稼いだことがある人の割合は1,001万円〜の層で約25%に上っており、高収入の人は本業以外にも収入源を複数持とうという意識が高い方が多いのかもしれないと同社は考察している。

副業意欲(世帯年収別)

<参考>
フォーイット『副業に関するアンケート
参考:厚生労働省 雇用環境・均等局「雇用等における男女共同参画の推進と仕事と生活の調和」

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