日本郵便と佐川急便は、佐川急便の不在持ち戻り荷物を郵便局の窓口で受け取れるサービスを2月25日より全国に拡大すると発表した。

同サービスは、これまで東京都、中国エリア、四国エリア、九州エリアの一部で実施されていたが、全国展開することでさらなる利便性向上を図るという。

両社は、人的資源や施設の有効活用を通じて、再配達の抑制、CO₂排出量の削減、ドライバー業務の効率化を目指しており、同サービスの全国展開により、宅配サービスの持続可能性向上につなげる考えだ。

運用スキームとしては、不在時に持ち戻りとなった佐川急便の荷物(飛脚宅配便)について、荷受人が佐川急便の不在票などを通じてWebサイト上で受取可能な郵便局を選択し、申し込む仕組みとなる。その後、佐川急便が指定された郵便局へ荷物を持ち込み、荷受人が通知に基づいて郵便局窓口で受け取る流れとなる。

運用スキーム

なお、飛脚クール便、e-コレクト®、着払い、セーフティサービス(貴重品)などは対象外となる。