イタンジのグループ会社であるハウスマートは、GA technologiesの研究開発組織「Advanced Innovation Strategy Center(以下、AISC)」と共同開発を行い、不動産売買仲介会社向け営業支援システム「PropoCloud(プロポクラウド)」に「Door to Door物件検索」機能を追加した。提供開始は2025年3月上旬を予定しているとのことだ。
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同機能では、勤務地や学校などの目的地から物件までの徒歩および電車移動にかかる時間を条件に物件を絞り込める。仲介会社は検索エリアの路線図を全て把握する必要がなく、最寄駅からの徒歩分数を含めた所要時間を手間なく比較できるようになるという。
この機能により、仲介会社は効率的に買主の条件に合う物件を検索し、提案の幅を広げられる。また、買主は従来候補にならなかったエリアからも物件提案を受けることが可能となり、理想の住まいを見つけやすくなるとしている。なお、同機能は一都三県のみを対象としている。
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PropoCloudは、不動産売買仲介会社向けの営業支援システムであり、独自の物件データベースを活用することで、買主の希望条件に合った物件情報や、売主の売却物件に関する有益なコンテンツを自動でメール送信する機能を備えている。SaaS型のシステムであるため、PCやスマートフォンから利用できる対象物件は居住用中古マンション、新築戸建、中古戸建(オーナーチェンジ物件を除く)、土地となっている。
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