イリソ電子工業は、東急不動産およびリエネと連携し、オフサイト型コーポレートPPA契約(以下、本PPA)を締結したと発表した。同取り組みにより、茨城工場は実質再生可能エネルギー由来電力100%での運営を達成したという。

取組概要図

同PPAは、東急不動産が保有するリエネ埼玉寄居太陽光発電所で発電された再生可能エネルギー由来の電力を、小売電気事業者であるリエネを通じてイリソ電子工業の茨城工場へ供給するもの。2025年1月10日より電力供給を開始しており、年間約320,867kgのCO₂排出削減に貢献するという。

同PPAはイリソ電子工業にとって初の導入事例であり、茨城工場はこれに加えて実質再エネ電力を活用することで、同社グループとして初めて100%再生可能エネルギー由来の電力で運営する工場となったとのことだ。

イリソ電子工業は、再生可能エネルギーの活用を通じた企業価値の向上とカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進している。2024年8月6日には、東急不動産およびリエネと「環境活動推進に向けた包括的な取組支援協定に関する基本合意書」を締結し、CO₂排出量削減に向けた施策を検討してきた。その結果、同PPAの導入に至ったとしている。