Uber Japanは、スマートフォンアプリUberでタクシーを配車できる「Uber Taxi」のサービスを新たに北海道千歳市と恵庭市で開始したと発表した。

北海道におけるUber Taxiの提供エリアは、札幌市、石狩市(厚田区、浜益区を除く)、江別市、北広島市に続き、今回が5・6市目となる。

Uber Taxi、北海道千歳市・恵庭市でサービス提供開始

国内線乗降客数国内第2位の新千歳空港を有する千歳市は、石狩管内随一の生産額を誇る農業地域や250社以上の企業が立地する工業団地に加え、人の往来が盛んな道央地域の中心都市。

また隣接する恵庭市は、運転手不足が深刻な課題となっており、路線バスの廃線や減便が相次ぐ一方、外国人観光客の増加などによりタクシー需要が高まっている。このような背景を受けて、Uber Taxiの導入を決定したという。

Uberアプリは、優れたアルゴリズムとAI技術を活用し、自動決済・多言語対応など、乗客とタクシードライバーを効率的にマッチングする様々な先進的機能を完備。

また利用者は、月額498円・年額3,998円で加入できる定額サービスプログラム「Uber One」に加入することで、高評価を得ているドライバーと優先的にマッチングされるという。さらに、乗車料金10%相当のUber Oneクレジットが毎回付与され、次回のタクシー乗車時やUber Eatsの割引として利用可能だとしている。