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ジェイ エイ シー リクルートメントは、課長・マネージャー以上の管理職1,044名を対象に「管理職の転職」に関する実態調査を実施し、その結果を公表した。
■管理職の転職検討の背景
管理職に就いてから、転職を検討したことがあるか聞いたところ、63%の人が「検討したことがある」または「将来を見据え今後検討したい」と回答。
転職理由として最も多かったのは「年収を上げたい」という回答で、次いで「新たなチャレンジをしたい」や「より裁量をもって働きたい」といったポジティブな意見が多数あがった。
■管理職転職の実態
転職を検討したことがある管理職のうち、実際に転職をした人は44%で、半数近い人が管理職での転職を実現していることが分かった。
その際、利用したサービスは以下の通り。転職エージェントは、最終的に転職が決まった時に利用していたサービスとしても最も多かった。
■転職後の満足度
転職後の仕事に「大変満足している」「やや満足している」と回答した人は、約80%だった。特に、転職後の状況で「年収が上がった」という回答が多く、転職理由で最も多かった「年収を上げたい」の実現につながっていることが分かった。
■転職をしなかった理由
一方で、転職を検討したものの実際には転職をしなかった人も多く、その理由として以下のような回答があがった。
管理職の求人数は役職が上がるほど少なく、コンフィデンシャルな内容も含むことから非公開となることが多いという。そのため、希望の求人を探す難易度が高いことが明らかになった。
【調査概要】
調査期間:2025年1月6日~2025年1月8日
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査人数:1,044人
調査対象:調査回答時に課長・マネージャー以上の管理職と回答したモニター
調査元:ジェイ エイ シー リクルートメント
モニター提供元:PRIZMAリサーチ
<参考>ジェイ エイ シー リクルートメント『「管理職の転職」に関する調査』