MS-Japanは、運営する管理部門・士業向けの転職サービス「MS Career」において、年末年始休暇に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。

■調査結果

■64%が9連休以上取得予定、一方で6.9%は休暇なし

調査によると、年末年始に「9連休以上」の休暇を取得予定の人は64%を占め、最も多いのは「9連休(52.6%)」だった。一方で、6.9%の人は「休暇がない」と回答した。

今年の年末年始休暇の日数

■年末年始の過ごし方、85.5%が「自宅でゆっくり」

年末年始休暇の過ごし方では、「自宅でゆっくり過ごす」が85.5%で最多となった。次いで「家事・掃除(40.4%)」や「近場への外出(31.8%)」が上位にランクイン。国内旅行(10.2%)や海外旅行(1.5%)を選ぶ人は少数にとどまった。

年末年始休暇の過ごし方

年代別の傾向では、すべての年代で1位は「自宅でゆっくり」、2位は「家事・掃除」だった。一方で、20・30代では「動画配信サービス視聴(27.7%)」が4位に、40代では「帰省(20.8%)」が5位にランクインしている。

年末年始休暇の過ごし方(年代別)

23.6%が「休暇を楽しみにしていない」と回答

調査では、23.6%の人が年末年始休暇を「楽しみではない」と回答した。特に40代と女性にその割合が高いことが明らかになった。

年末年始休暇は楽しみか

■「休暇はもっと短くても良い」理由のトップは「休み明けが辛い」

「休暇はもっと短くても良い」と回答した理由のトップは、「休み明けの仕事復帰が辛い(40.0%)」だった。女性では「どこへ行っても混雑・渋滞している(60.0%)」が最多で、男性では「特に予定がない(23.1%)」が3位に挙げられたという。

年末年始休暇が「もっと短くても良い」理由

また、その他の意見として以下のような回答が寄せられたとのことだ。

・長い休みよりも、短い休みを頻繁に取りたい(20・30代)
・他の長期休暇の日数を増やして欲しい(50代以上)
・会社が休みでも、顧客のために出勤しなければならない(50代以上)

■転職時、6割が「連休の有無や日数」を重視

転職を検討する際、約6割が「夏季や年末年始の連休有無や日数」を重視すると回答している。

今後転職を検討する際、夏季・年末年始の連休有無や日数を重視するか

<参考>
MS-Japan『年末年始休暇に関する実態調査