学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために「資産形成のためにやっていること」に関して調査を実施し、結果を公表した。
(1)NISA(少額投資非課税制度)を「利用している」と回答した20代が約4割
NISA(少額投資非課税制度)について、「利用している」と回答した20代は36.5%。
利用者からは、「少額から投資でき、非課税なので気軽に始められた」「ニュースで見聞きすることが多いため、最近利用し始めた」といった声が上がったという。
また非利用者からは、「興味はあるものの、やり方を十分に理解できていないため実際に利用はしていない」「リスクも伴うので、きちんと情報収集をしてから始めたい」「投資を始めるのに必要な貯蓄がない」などの声が寄せられたとのことだ。
(2)可処分所得を増やすためにやっていることは、「NISA(少額投資非課税制度)」が最多
可処分所得を増やすためにやっていることは、「NISA(少額投資非課税制度)」が32.3%で最多。次いで、「寄附金控除(ふるさと納税など)」21.2%、「生命保険料控除」19.6%、「確定拠出年金[個人型(iDeCo)・企業型DC]」16.4%が続く。
【調査概要】
調査期間:2024年10月18日~2024年11月1日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:189件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あり。
<参考>
学情『「資産形成のためにやっていること」に関する調査』