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学情は、2025年4月に入社を控える新社会人を対象に、「入社式」についてインターネットアンケートを実施し、その結果を公表した。
■入社式は「リアル」を希望する新社会人が9割に迫る
入社式は「リアル」で参加したいと回答した新社会人が67.2%だった。「どちらかと言えばリアル」の20.2%を合わせると、「リアル」での参加を希望する新社会人が9割に迫った。
具体的に、「同期と直接話したい」「リアルのほうが、社会人になるという実感を持てると思う」「職場の雰囲気を掴みたい」「社員の方と直接コミュニケーションを図りたい」「内定式がリアル開催だったので、入社式もリアルで参加したい」といった声が上がった。
■入社式であると嬉しいコンテンツは、「社員と交流できる」が最多
入社式であると嬉しいコンテンツは、「社員と交流できる」が69.7%で最多に。次いで、「同期と一緒に『体験』ができる」が53.0%、「キャリアプランなどの目標設定ができる」が15.2%と続いた。
「社員の方と直接話して、不安を無くしたい」「入社のときに社員や同期と交流することで、実際に配属された際も仕事がしやすくなると思う」「内定式の時に会った同期と『同じ体験』をして、さらに交流を深めたい」「入社時に目標を設定し、定期的に振り返りをしていきたい」などの声が上がった。
■新入社員研修は「リアル」を希望する新社会人が8割超
新入社員研修は「リアル」で参加したいと回答した新入社員は、64.6%に上った。「どちらかと言えばリアル」という回答を合わせると、8割以上の新社会人が「リアル」での新入社員研修を希望していることが分かった。
具体的に、「リアルのほうが研修内容の理解が深まると思う」「ビジネスマナーは、ロールプレイングなどで実践を通して身に着けたい」「リアルのほうが、質問がしやすいと思う」などの声が上がった。
【調査概要】
調査期間:2024年10月29日~2024年11月11日
調査機関:学情
調査対象:スカウト型就職サイト「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
有効回答数:198件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
<参考>学情『「入社式」に関する調査』