Z世代の49.5%が「ハロウィン」に興味あり「自宅ハロウィン」派が多いも、「コスプレ」をしたい人が増加傾向

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Z世代向けの企画・マーケティングを行う「僕と私と」は、1都6県在住のZ世代（20～27歳）男女を対象に、ハロウィンの楽しみ方に関する意識調査を実施し、結果を公表した。

まず、今年のハロウィンを楽しむかという質問に対して、ハロウィンを「楽しむ予定がある」と答えたのは全体の39.7％となった。「楽しむ予定はないが興味がある（9.9%）」と合わせると、約半数の49.6％がハロウィンに対して興味がある様子がうかがえる。

また、ハロウィンを楽しむ予定の人たちは、「友だちや仲間と楽しむ」が13.0％でもっとも多く、次いで「家族と楽しむ」12.0％、「恋人と楽しむ」11.7％、「一人で楽しむ」11.5%と続いた。

反対に、「楽しむ予定もないし興味もない」と答えたのは31.0％で、昨年調査の30.8％とほぼ変わらない結果に。

社会人と学生で比較すると、「楽しむ予定もないし興味もない」の割合は、社会人は36.3％だったが、学生はわずか18.9％となり、学生は「未定」と答えた割合も多かったものの、社会人よりハロウィンを楽しむ可能性が高いと同社は考察している。

続いて、今年のハロウィンが木曜日であることを踏まえて、ハロウィンをいつ楽しむかを聞いたところ、当日の「10月31日」に楽しむと回答した人がもっとも多く48.7%となった。次いで「10月26日」で30.4%、「10月27日」26.5%と続く。

また、社会人と学生との比較では、学生はどの日程も30%程度と、日ごとの差がほぼ見られない。

一方で、社会人はハロウィン当日の「10月31日」がもっとも多く55.0%となったものの、仕事を気にせず盛り上がりたいためか、次点は「10月26日」で30.5%との結果に。仕事がある「10月25日」や翌日に仕事を控える「10月27日」はわずか20％前後となった。

次に、ハロウィンをどこで楽しむ予定か聞いたところ、圧倒的に多かったのは昨年に続いて「自宅」で45.3％となった。

ハロウィンの代名詞ともいえる「渋谷」を挙げた人は12.2％にとどまり、騒動に関する報道が立て続いたり、渋谷区の施策の影響もあってかすっかり下火となっている。

社会人と学生とで比較すると、社会人のほうが「自宅」と回答した率が高く、11.7％の差に。なお、学生は「新宿」「池袋」「カラオケ」と答えた割合が多く、渋谷の街中は避けながらも、社会人よりは外出意欲が高いようにも見受けられる結果となった。

また、ハロウィンのコスプレを「とてもしたい」「してみたい」と答えたのは39.2%で、昨年調査の24.0%と比較して15.2%も増加する結果に。

あわせて、どんなコスプレをしたいかについて聞いたところ、昨年男性1位・女性2位と圧倒的な人気を誇った「地味ハロウィン」が、今年は男性3位、女性に関してはランク外という回答に。

男性は昨年ランク外だった「映画に登場するキャラクター」が1位となり、昨年2位の「アニメ・漫画キャラクター」も引き続き根強い人気となっており、男性からはキャラクターもののコスプレが支持されていることがうかがえる。

一方、女性の1位は昨年から引き続き「メイド服」で、もはやハロウィンコスプレの鉄板とも言える結果に。「セーラー服」は昨年3位からランク外に転落し、「ナース服」「チャイナドレス」がランクインしました。

「アニメ・漫画キャラクター」は男性同様に支持を集めつつも、女性には定番のコスプレが人気となった。

【調査概要】
調査名：Z世代に聞いた！ハロウィンの楽しみ方調査2024
対象条件：1都6県在住のZ世代（20～27歳）男女
調査期間：2024年8月30～31日
調査方法：インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数：602名

Z世代の49.5%が「ハロウィン」に興味あり　「自宅ハロウィン」派が多いも、「コスプレ」をしたい人が増加傾向