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オムロンが生物多様性方針を改定 ネイチャーポジティブの実現へ

オムロンは、「オムロン生物多様性方針」を改定したと発表した。

オムロンは、2010年に「生物多様性方針」を制定し、「オムロン環境方針」で定めた「自然との共生」に取り組んできた。今回の改定は、2022年12月に策定された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の自然との共生、ネイチャーポジティブの考え方に賛同し、2024年7月に実施されたものである。この改定には、自然資本に関するリスクと機会の開示フレームワークであるTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)を参照しているという。

ネイチャーポジティブとは、「自然再興」を意味し、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを指す(環境省HPより)。

今後、オムロングループは「生物多様性方針」を基に、生物多様性の保全を事業のリスク管理と成長の機会と捉えて取り組むとし、社会貢献活動等を通じて社会・経済価値の創出に貢献し、ネイチャーポジティブの実現に努めるとしている。

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