ワタミは、店舗から排出された食品廃棄物を食品循環資源として鶏の飼料にリサイクルし、生産された鶏卵(Reエッグ)を再び顧客に提供するリサイクルループを構築したと発表した。
食品リサイクルループは、ワタミの店舗から出る食品廃棄物を食品循環資源として、再生利用事業者にて製造した飼料を配合飼料メーカーで配合飼料化。その後、農業生産者で給餌して生産された鶏卵を買い取り、再び顧客に提供する仕組みのこと。
今回、一部店舗の既存メニューの商材にReエッグを使用し、顧客に販売することで、食品廃棄物を可燃ごみとして焼却処分するのではなく、資源として循環させるとのことだ。
同社は今後、食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画(食品リサイクルループ)」の申請を行い、認定取得後に取り組みを拡大させることで食品を資源として循環させ、食べ物を捨てない社会づくりに貢献するとしている。
■対象商品例
提供店舗:和民のこだわりのれん街大井町東口駅前店
■リサイクル実施店舗(25店舗)
・和民のこだわりのれん街大井町東口駅前店
・「三代目鳥メロ」大鳥居駅前店、王子店、赤羽東口駅前店、笹塚店、新橋銀座口ガード下店、神田西口駅前店、外苑前スタジアム通り店、錦糸町南口駅前店
・「ミライザカ」青山外苑前店、新橋銀座口ガード下店、池袋西口ロマンス通り店、赤羽東口店、銀座5丁目店、向ヶ丘遊園南口店
・「焼肉の和民」大鳥居店、池袋西部東口店、王子店、亀有駅前店、錦糸町南口駅前店
・「すしの和」錦糸町南口駅前店
・「bb.qオリーブチキンカフェ」大鳥居店、「居食屋 渡美」、「から揚げの天才」大鳥居店
・ワタミ本社テストキッチン