GOは、タクシー事業者が運行管理・車両整備管理を担う自家用有償旅客運送の自治体向け導入支援サービスを開始すると発表した。

タクシーアプリ「GO」

同社は、アプリによる配車サービスや自家用車ドライバーの運行管理等に必要なシステム等の提供を通じて、地域公共交通の「担い手」「移動の足」不足という課題解消に向けたタクシー事業者と自治体による取り組みを支援するという。

なお、支援サービスとして以下の内容を順次提供していくとのことだ。

【自治体向け導入支援サービス内容】
(1)タクシーアプリ「GO」を通じた注文機能の開発・提供
(2)自家用車ドライバー向けアプリの開発・提供
(3)自治体およびタクシー事業者向け管理システムの開発・提供
(4)ドライバーの採用支援

また同社は現在、「神奈川版ライドシェア」の実証実験として、神奈川県三浦市を実施主体に2024年4月の運行開始を目指して検討されている自家用有償旅客運送の導入支援について、地元タクシー事業者を通じて、神奈川県、三浦市および関係者との調整を進めているという。

同件が正式に採択された場合、タクシー事業者が運行管理を担う自家用有償旅客運送において、GOが自治体向け導入支援サービスを提供する初の取り組みとなる見込みとのことだ。